復活

たかじん本 付箋だらけの殉愛
たかじんの最期を書いたノンフィクション小説「殉愛」の信憑性は地に堕ちた。
次々と明かされるさくら未亡人・驚愕の正体とは・・・。

キーワードで見る空間模様 二人でシェアしたかった

たかじんが逝去する3ヶ月前から、さくらはたかじんの妻であったが、「殉愛」でいうところの誰も知らなかった741日間において、たかじんとさくらのポジショニングはどうだったのだろうか。

★2012.6.9 女の魅力

手術から二ヶ月後、たかじんは退院し六本木のマンションに戻る。


【引用 :殉愛165P】
実はこの時点でも、さくらとたかじんは一度も肉体関係がない。出会ってからしばらくの間、たかじんは、さくらと結ばれたいという意味のことを何度か日記に書いているが、そりが果たせないうちに病気がわかった。その後はさくらを大切にするがゆえに手を出せないという心境が綴られている。手術してからは、体力的な問題でそういう行為はできなかった。
(中略)
心から愛する女性には手を出せなくても、他の女とは平気でそういう関係を持つことができた。私は同じ男として、この心理はわからなくもないが、さくらには理解できなかったようだ。
(中略)・・・自分には女としての魅力が乏しいのではないかという引け目を感じていた。


・・・「大切にするがゆえに」思い起こしてみると、自分も初恋の頃はそういう感覚があったなあ、まだまだ世の貞操観念が残っていた時代のことだが。
さくらは金銭で肉体関係を結ぶ過去を持つ女。たかじんの日記が本当だとしたら、さくらはどれほどの演技を重ねたのかと考えてしまう。


★2012.6月

さくらは朝昼晩とすべての食事の栄養を考えつつ、たかじんの好きなものを工夫して食べさせた。
掃除や洗濯や買い物はもちろん、風呂に入れて、体を洗い、パジャマを着せるところまですべてだ。
便を見るのもさくらの重要な仕事の一つだった。いい便が出たときは、抱きしめて背中をポンポンと叩く と、子供みたいに喜んだ。


二人は何かいいことがあるたびに、ハグしたり、キスしたり、ハイタッチをするようになった。一日に何度もした。人がそばにいても平気だった

・・・全編を通して言えることだが、たかじんの幼児性を際立たせる表現が一つの柱となっているが、たかじんが番組内で演じた実家との断絶を逆手にとり、実母の母性愛に欠乏した彼を訴えたい意図に思える。
外国人と二度の結婚歴があるためか、さくらはボディタッチが頻繁だと伝えられている。人前でも平気なのは、さくせにとってスペシャルなことではない。

★2012.7.7 初めてのプレゼント

【引用 :殉愛180P】
大丸に行ったとき、テイフアニーで小さなダイヤの付いたネックレスを買ってくれた。彼からもらった初めてのプレゼントだった。
三越のポッテガ・ヴェネタでは、お揃いのパスポートケースを買った。
「これを持って、いつかハワイに行こう
「そのためにも、もっと元気にならないとね」
「頑張んでぇ!」


★2012.7.11 エンゲージ・コミットメント

さくらが買い物から戻ると、たかじんが看病日記を開き、泣いていた。
「さくらがおったからや」
「それにしてもや、さくらはたかじんオタクやなあ。一日中見てるやないか」と言った。

【引用 :殉愛181P】
「前に、退院したら結婚しようと言ったけど、もう少し待ってほしい。ぼくの復帰を祈ってくれる人がたくさんいるのに、それが果たせないまま、自分だけが幸せになることはできん」
「いいよ。私もじんちゃんに復帰してもらいたい」
「ごめんな、さくら。わがままを言うて。でも、やしきたかじんが復帰したら、必ず一緒になろう。約束する。ほんで、お父さんにも胸張って挨拶できるようにする」
「じゃあ、それまではエンゲージ・コミットメントしましょう
「うん!」
二人は「将来、結婚に向けて元気になる」「それまで一緒に頑張る」「愛する人はお互いだけ」を約束した。最後に、「もし、二人の間にケンカがあっても、その日のうちに解決する」ことも決めた。


・・・エンゲージ・コミットメントの言葉は初めて知ったので意味を調べてみたが、解釈が曖昧なようで、使う人によって恋愛の始まりから婚約まで幅が広そうだ。引用文の流れからこの時は、さくらは結婚と同様の生活を意識して使ったと思う。後日出てくる「二人で貯めたお金」発言の根拠は、このコミットメントを指していると思う。
たかじんはもう少し待ってほしい理由として、ファンに申し訳ないと言っているが、この段階でさくらに対し何らかの理由で懐疑的になっていたと思う。

★2012.7月 身の回りの世話

さくらは風呂だけではなく、歯磨きを除く身の回りのすべての世話をした。たかじんが自分でおしっこができるようになっても、「(尿瓶で)取って!」と言って甘えた。


・・・この文を真に受けると、下の世話まで含め、既に完全看護状態じゃないか。
風呂で体を洗ってあげたとの表現が数ヶ所出てくる。下衆の勘ぐりになるが、さくらは衣服を着けてそうしたのだろうか。もし衣服を外していながらたかじんが性的に興味を示さなかったとしたら、さくらの懸念通り「女としての魅力」に乏しかったのかも知れない。

★2012.7.24 浮気

前日、久し振りに大阪へ戻った。
買い物に出掛けるさくらに、たかじんは「ゆっくり買い物しておいで」といい、さくらは女に会うつもりだなと直感した。
買い物後、時間を潰していたさくらがメールを入れた。「今から帰ってもいい?」「さくら、早く帰って来て」と返事が来たが、戻ると たかじんは上機嫌だった。さくらはハグはしたが、キスはしなかった。

【引用 :殉愛186P】
夜、「何か心当たりがあるんじゃないの?」とさくらが訊いた。
「ちゃうねん、電話したらすぐに来よるねん」「あいつにはずっと定期的におこずかいをやってたんや。それが急になしになったから、金に困ったらしいんや。そやから、金やるなら来いと言うたんや。金払ただけで、何もしてへん
「だからって、二人の家に入れていいの?」
「ごめん、けど、何もしてへんねんから、許してや」
さくらはため息をついた。
(中略)
二週間ほど前にエンゲージ・コミットメントしたばかりだ。簡単にその約束を破るなんて許せない。彼の言うように
、何もなかったのかもしれない。しかし二人の神聖な家に、さくらから見れば不潔な女性を入れたことは耐えられなかった。
(中略)
さくらにはそんなふうにタダをこねるたかじんが幼い子供に見えてきた。この人は理屈が通らない子供と一緒なのだ。もうこれ以上怒るのやめよう


・・・エンゲージ・コミットメントした途端、「二人の神聖な家」「入れていいの」と表現が変わっている。結婚したのでもなく、さくらが幾何かの資金を出したでもないマンションをこう言われると、たかじんの性格からすると「面倒な女」と写ったことだと思う。
不潔な女とは誰を指しての言葉なのか? 妻の座に在りながら愛人生活をしていた自分はどう表現される考えていたのか? 説明は不要だと思う。

★2012.9月 プレゼント

プラダで素敵なサングラスを見つけたさくらはたかじんにプレゼントした。天国に旅立つときにかけていたのはこのサングラスだ。

・・・さくらがプレゼントしたエピソードが数ヶ所あるが、さくらのお金なのか"二人のお金"なのか。

★2012.10.5 全部あげるよ

フエースブック事件とは「変革の誕生日」と題されたたかじんの女性関係が書かれた記事がアップされた騒動のことだ。この中でさくらだけが好意的に書かれている。

さくらは犯人捜しをするつもりはない、大事なのは、たかじんを信じてついていくことだ。自分たちのことをよく思わない人物がいたとしても、二人の信頼関係が崩れると、彼らの思う壺だ。
たかじんの誕生日のこの日、さくらがプレゼントを渡すとたかじんが言った。「もうひとつねだってもいいかな」
何が欲しいの?とさくらが訊く。
さくらの人生と時間が欲しい
「いいよ。じんちゃんに全部あげるよ

(※/詳細はこちら・フェースブック事件・変革の誕生日)

・・・彼らとはKマネ達を意味していると思うが、訴訟魔のさくらが犯人捜しをしないのは不自然だ。

★2012.11.20 ハワイ生活

二人はハワイに着いた。


【引用 :殉愛 208P】
「さくら、こっちにおいで」
「そばに行くと、たかじんは彼女を抱きしめた。
「ハワイまで連れてきてくれてありがとう」
「連れてきてくれたのは、じんちゃんだよ」
「ちゃう!」と彼は言った。「さくらが連れてきてくれたんや
その夜、彼はベットで、さくらはベッドのそばのソファで寝た
さくらは長い看病生活で、いつのまにかソファーで寝る癖がついていた。いつでもすぐに起きられるようにするためだ。

・・・たかじんはハワイまで来れる体調に戻っていたのだから、寝ずの看病は不要。さくらは自分に与えられたベッドで寝るといいだけだ。殉愛にはこのように細かな点で不自然な描写が多く、疑念が積重ねられていく。

★2012.12.12 手を切った

【引用 :殉愛 208P】
さくらが左手指の骨が見えるくらいの怪我をした
「今まで自分は何も考えないで、ただ、さくらに世話をしてもらってきただけやった。今夜、さくらが怪我をして、その気持ちがわかった。さくらがどれだけ不安やったか、それから、どれだけ優しかったか・・・。情けないけど、初めてわかった。これから、もっともっと大事にする」とさくらに言った。
(※詳細はこちら・さくらの怪我)

・・・この直後に撮られた写真では大怪我の痕跡は見当たらないと言われている。梅干し大の指輪を買う口実の為のエピソードなのだろうか。

★2012.12.18 何度目かのプロポーズ

たかじんが指輪を見に行こうと言った。
「さくらが手を切ってから、前以上に結婚について考えるようになったんや。婚約指輪を贈りたい」
テイフアニーのお店で「梅干くらい大きなダイヤが付いたのをくれ」と冗談を言った。結果的に数百万円の指輪をキャッシュで買った。
クリスマスの日、たかじんは指輪を差し出した。
「ぼくのためにありがとう。さくらに出会えて本当に幸せやった。こんなアカンタレやけど、これからも一緒にいてほしい。これからは元気になって幸せにするから、ずっとそばにいて笑っていてほしい」
言いながら、たかじんは途中から泣き出した。もう何度目かのプロポーズだったが、今までで一番感激した。しかし彼と結婚するのは、本当に復帰したときと決めていた。

・・・相手が拒んでもいないのに、プロポーズを何度もするものなのだろうか。高価なプレゼントを買わせた言い訳にしか聞こえてこないのだが。

★2012.12.31 ツーショット写真

ツーショットの写真を梅田に撮ってもらった。

・・・写真嫌いで通っていたたかじんとしては、さくらとのツーショット写真が多く残されている。この日の写真も、婚約指輪購入と関係があるのだろうか。

★2013.1.1 ハワイで結婚式

復帰したらハワイで結婚式を挙げよう」
「いつ?」
夏くらいかな。親しい仲間だけを集めて祝ってもらう」
結婚式も素敵だったが、それよりもたかじんが元気になって復帰する姿を想像しただけで、さくらは胸がいっぱいになった。

・・・婚約指輪購入からこの日まで、結婚に関するエピソードが目立つ。さくらがハワイで「このまま籍を入れなければ訴える、とたかじんに迫った」とのタレコミ(真偽不明)を掲示板で見たが、事実ならこの時期だったのだろうと思う。

★2013.2.21 女の電話

復帰前検診が終わった後大阪に戻った。たかじんは相原を伴い久しぶりに新地へ飲みに出掛けるが、忘れた携帯に何度も電話が入り、さくらが出ると、女の声でいきなり「明日、パンツ穿いていかへんから楽しみにしといてや」と言って切れた。
たかじんが戻るとさくらの機嫌が悪く、理由を聞いたたかじんは、連れ帰った相原が代わりに説明するよう求めた。
「前にも二度、家に女性を入れた。今回が三度目。・・・もう無理
翌日の朝、たかじんは「金を渡すだけや」と言い訳をする。


【引用 :殉愛 230P】
「もう、ハワイに行くのはやめる」とさくらが言った。
「さくらが行かへんやったら、ぼくもいかへん」
「勝手にしたらいい」
「ハニー(たかじん)はハワイに行ったらいいじゃない」
「さくらが行かんやったら、行かれへん」
「どうしてそんな勝手を言うの」
「ぼくのエゴイズムという歌、さくらも好きやんか。ほな、僕の言うてること、わかるやろ」
エゴイズムという歌は、タイトル通り男のエゴを歌った曲だ。さくらはこんな勝手はないと思った。
「歌が好きなだけで、歌詞の内容が正しいとは全然思っていない」
「そんな恐い顔せんといてえな、。さくらはいつもにこにこして笑ってたらええねん
・・・一時間くらいのやりとりの末に、一緒にハワイに行くことに同意させられた。
たかじんを風呂にいれながら、自分が情けなくて涙がぽろぽろ溢れた。
実は、この時点でも、まださくらとたかじんは一度も肉体関係がない
(中略)
自分には女としての魅力がないのではないかということ。もうひとつは自分がかねて「結婚する人以外とはセックスをしたくない」と言っていたからではないかということ、つまり、彼がセックスをしないのは、自分と結婚する気がないということではないのか。
もしかしたら、彼は自分を都合のいい家政婦のような存在と思っているのかもしれない。だから、あとあとややこしいことを言われないように、セックスもしないのかも・・・。
さくらは女性と会わないようにマンションを出た。「わたしはいつか彼に捨てられるかもしれない」と思った。


たかじんはマンション戻ったさくらに、「何もなかった、金だけ渡した」と言ったが、さくらはスーツケースに服を詰め出し、「自分のマンションに帰るの」と言った。

この後、さくらはたかじんの二つの携帯と、記録用の携帯に登録されている女の番号とアドレスを削除した。さくらが「早よ、出さんかい」と怒鳴ったのはこの時のことだ。

(※詳細はこちらで・早よ、出さんかい!)

・・・エンゲージ・コミットメントした日、たかじんはくらに対して懐疑を持ち出したのではないか、と書いたが、この頃は不信感に変わっていたと思う。突然の帰阪で女と会い、「男のエゴ」と言い放ち、さくらには「にこにこ笑ってるだけでいい」と突き放している。たかじん遺産相続に照準を定めたさくらは、ハワイ同行を承諾するしか術がなく、自分のマンションに帰るとのフェイントも空しい。
たかじんも「都合よく使える女」としてキープしておこうとの魂胆は間違いなく有っただろう。なぜならこの年の8月までは、前妻に遺産を相続させるので看取ってほしいと連絡をしていたのだ。さくらが時々思う「いつか捨てられる」は事実で、様々な機会に婚約・結婚の既成事実を追い求めていたと思う

(※前妻についての詳細はこちらで・直葬の日)

★2013.2.24 復帰前のハワイ

二人は、再度ハワイへ向かった。
たかじんは魅力的な人だし、自分は彼に惹かれている。彼は自分を可愛がってくれているし、大事にしてくれているが、本当に愛してくれているのだろうか

・・・惹かれているのはさくらの方である。

★2013.3.8 墓地

二人はダイヤモンドヘッドが見える墓地を買う。
ぼくがここに入ったら、いつかさくらもここに来てほしい。ずっと待ってるから」さくら黙ってうなずいた。
「せやけど、それまでは二人で生きていこう」さくらとたかじんは墓地でキスをした。

・・・墓地の購入が事実なのか不明だが、たかじん親族に分骨しない理由に使われているかと思う。

★2013.3.13 帰国

日本へ戻るためハワイを飛び立った。
「楽しかったね、ハニー」
「今回のハワイは一生忘れられへん。復帰出来るくらい元気になれたし、全部ハニーのおかげや

★2013.3.18 純愛

読売テレビ越智会長が食事会を開いてくれた。
たかじんはさくらを「ぼくの一番大切な女性です」と、さくらを紹介した。
「たかじんさんとさくらさんは、純愛なんだね」と越智が言った。
(※食事会詳細はこちらで・読売テレビ会長と食事会)

・・・さくらを一番大事なのはテレビ業界の人間。

★2013.3.20 収録前日

復帰一本目の録画を控えたこの日まで、たかじんはさくらに「復帰のスタジオに来てほしい」と言わない。この日の為にともに頑張って来たはずなのに。さくらは寂しさを覚えた

★2013.3.21 二人でシェア

さくらのスタジオ見学を、たかじんはKマネに連絡させると言ったが、Kマネから「今日は来んといてください」とメールが入る。
復帰の日のスタジオ収録に立ち会えないとわかったさくらは泣いた。なぜ、フィアンセである自分をオフィシャルな場に連れていくことを拒否するのか。
彼にとって、私は公式の場で紹介できる女ではないのだろうか。所詮は家政婦のようなものと思っているのではないか。復帰するまでの都合のいい女なのかもしれない。「私はいつか捨てられるのかもしれない・・・」と思った。
たかじんが「Kがスタジオで泣いとったらしい」と言うと、さくらは「さくらもその場にいて、泣きたかったよ」と言うと、たかじんはこれから元気になったらいつでも来れると言った。
「そうじゃない!、今日という日を二人でシェアしたかった。前に何でもシェアするって約束したじゃない」

・・・殉愛の真実によると、たかじんはさくらをこう言い表している、「人前に出せん女」。たかじんが全身全霊で取り組む復活の場に、出せるワケがないのだ。仕事人として至極真っ当な判断と言える。
さくらには録画を見ようと言うが、シェアしたかったと責める。

(※詳細はこちらで・テレビ復帰の日)

2013.3.22 終わりにしよう

この日もスタジオ収録に呼ばれず、さくらは何度も泣いた。
浮気がわかったときも悲しかったが、比べものにならなかった。やしきたかじんは冷たい人だと思った。
私を愛してはいないだけだ。完全に体調が回復したら、間違いなく捨てられる・・・。
「都合よく使われるのは、終わりにしよう」

・・・これまでの人生で男を都合よく使ってきたのがさくらと言えよう。別れには訴訟で金銭を得る成功体験を数度持つさくらが言う終わりにしようは、退却ではない。狙った獲物は外さない獰猛な野生動物の攻撃性に似て心境を持った時だったと思う。

★2013.3.23 心の変化

さくらはいつもと違う形だけのハグとキスをした。彼とはいつか別れなければならないかもしれないと思っていた。たかじんはさくらの心の変化に気付いていないようだった。

収録を終えたたかじんは、橋下大阪市長と相原を連れてきた。
たかじんはさくらを「これ、ぼくのフィアンセ、さくらや」と紹介した。相原がたかじんとさくらの式を勧めると、「さくらのお父さんにまだ挨拶していない。お嬢さんをくださいってきちんとお願いしてからもらう。そのためにも仕事をきちんとやる」と言った。

・・・さくらの心境の変化と時を同じくして、たかじんも変化したと思われる一言を残す。さくらを橋下市長に紹介する際に、「これ」との表現を使っている。関西語はよく理解していないが、フィアンセをこれと表現するのは、一種の蔑視だと自分は思っている。

テレビ復帰の日

★スタジオ見学を熱望するさくら

2013年3月21日、復活第一弾は「たかじんの胸いっぱい」と決まった。前日、さくらはスタジオへの同行をせがむがたかじんは躊躇し、「別々に関テレに入るから」と言い、「段取りはKマネに連絡させる」と言った。

【引用: 純愛 245-246P】
五時過ぎにKマネが迎えに来た。この日、さくらはたかじんをモデルのようにお洒落させて送り出した。退院してからは、彼の服はすべてさくらがコーディネートしていた。
「ほな、行ってくるわ」
彼は言った。
「あとのことはKから連絡させるから」
Kは黙ってうなずいた。
たかじんが出ていったあと、さくらはマンションでKからの連絡を待った。すぐに出られるように服も着替えておいた。しばらくするとKからメールがあった。
「今日は来んといてください。マネージャーは自分なんで、仕事の事は自分がやる。余計な口ははさまんどいてください」
ショックを受けたさくらは「たかじん胸いっぱい」のプロデューサーの日置に電話した。
「ぼくらはさくらさんに来てもらいたいと思っていましたが、Kが来させない方がいいと言うので・・・・・」
日置は苦しそうに答えた。
彼はこの時の事を私にこう語った。
「Kに言われたら、それは、もしかしたらたかじんさんの意向かも知れないと思うじゃないですか。こちらが勝手にさくらさんを呼んだりしたら、あとで怒られるかもしれないと思いました」
復帰の日のスタジオ収録に立ち会えないとわかったさくらは泣いた。
(中略)
私はいつか捨てられるのかもしれない・・・・・。
Kに対しても怒りが湧いてきた。(中略)・・・復帰するとなったら急にマネージャー風を吹かして、仕切りだすなんて・・・。
(中略・・・収録を終えたたかじんはマンションに戻った)
「今日、Kがスタジオで泣いとったらしい」
「さくらもその場にいて、泣きたかったよ」
「これから元気になったら、いつでも来れるから」
「そうじゃない!」さくらは言った。「今日という日を二人でシェアしたかった。前に何でもシェアするって約束したじゃない!」


▼たかじんのそこまで言って委員会 復帰版


★終わりにしよう

翌日は「そこまで言って委員会」の収録日、さくらはスタジオ見学を話すが「Kマネに言って」と気乗りしない風であった。さくらはテレビ局、制作会社の面々からはさくらのスタジオ見学を誘う電話を受けており、Kマネに連絡するがなしのつぶてだった。ちなみにKは、たかじんの友人である梅田等数人をスタジオに呼んでいた。
その日の夜、「間違いなく捨てられる・・・」と考えたさくらはその日の看病日記に書いた。「都合よく使われるのは、終わりにしよう」

さくらなどは眼中にない一つの事実を紹介する、たかじんは母を復帰のスタジオに呼んでいたことが明らかになった。殉愛で強調したかった、「家族との断絶」「愛を知らなかった男」のキャッチフレーズなぞ、微塵も感じられないエビソートだ。

「お母さんは幸いにも初期段階で脳梗塞を発見できたため、命に別状はありませんでした。ただ、手足がちょっと思い通りに動かせないみたいで、いまも自宅で療養されています。
そんなお母さんに、たかじんさんは『復帰番組を見に来てください』とスタジオに招待したそうです。母親が脳梗塞で大変だったことは、他のご兄弟を通して知っていたみたいで、何とか母親を励ましたかったのでしょう」(近所の人)
実母は残念ながらスタジオまで行けなかったというが、元気になった息子の姿をテレビで見て元気をもらったことだろう――。 (女性自身 2013.4.2)

まず自分の性分を書くと、例え妻だろうと、仕事に口出ししたり現場に介入したりすることに堪えられない。彼のような職業であれば、「完成品である番組を見てもらうのが一番嬉しい」と言うだろう。特に彼は本番前に嘔吐するほど緊張することもあったと言う。余計な神経は使いたくないのが本音だと思う。

仮にたかじんがフィアンセとして認識していたとして、この頁の記述から覗えることがある。
たかじんはさくらを面倒な女と思っていたのではないか? 思惑を持つテレビ局関係者は別として、自己顕示欲が強そうなさくらがスタジオ入りすると、共演者等と接触し自己アピールするだろう。仕事のパートナーであるKを差し置いてさい配するだろう、Kマネのプライドを傷つけることにもなり、それを目の当たりにした同業者達は「たかじんの躾けが悪い」と悪評が立つだろう。たかじんはさくらの性分を見破っていたと思える。

★決断の日

さくらは「都合よく使われるのは、終わりにしよう」と日記に書いた。
その後明らかになるさくらの異常とも言える金への執着心は、この時を境にMAXに上り詰めたたのではないだろうか。たかじんは冷たい人、私を愛していない、間違いなく捨てられる、との感情が記され、この日の日記のページは涙で字が滲み、よれよれになっていたそうだ。
いわゆる業務委託契約中のさくらに対して、たかじんも多少の甘言や誤解を生む行動は有ったと思う。それらはさくらの心の中で、自分の立ち位置が時計の振り子のように揺れていた事だろう。
この時の「終わりにしよう」は去る事ではない、たかじんが持つものすべてを手中にしようと決心した時だったのではないか。皆が待ち望み、仲間に囲まれてワインをかたむけ上機嫌なたかじん復帰の祝い日が、その陰で殉愛騒動出発の日でもあったのではないだろうか。

★復帰後、週刊ポスト誌に送られた謎のFAX

午後11時過ぎ、京都祇園の喧噪から離れた通りにあるスナックのドアが開き、中から4人の男と1人の女が出てきた。その中のひとりは酒に酔ってはいるもののしっかりとした足取りで、茶色い中折れ帽にグレーのコート、パイプを咥えた“ちょいワルオヤジ”。
それは、3月21日にがん治療から復帰したばかりの、やしきたかじん(63)だった。本誌記者は意を決して声をかけた。

・たかじんさん、ご結婚おめでとうございます!
「ありがと!」

記者の問いかけにそう答えたのは、たかじんの隣にいる男性。当の本人は、突然声をかけられて驚いたのか、無言でこちらをじっと見返すだけ。
たかじんの隣には、かなりの年の差があると思われる若い女性がぴたりと寄り添っている。肩よりも長い髪、オレンジ色の膝丈のスカートにベージュのハーフコートを着たその女性は、右手をたかじんの腰に回していた。その姿は、“ほろ酔い”のたかじんを支えているようにも見える。

・ご結婚を決められたんですよね?
「……」

相変わらずじっとこちらを見たまま、返事がない。

・24歳差の郷ひろみさんご夫婦を抜く年の差婚になるそうですね?
「あかんあかんあかん!」

ここで、見かねた友人の男性が記者を遠ざけ、たかじんと女性を取り囲むようにして去っていった。

実は本誌がたかじんを直撃したのは、“招待状”を受け取ったからなのである。FAXで届いたその手紙には手書きで「30才年下看病妻と婚約、復帰報告パーティ!!」とあり、しっかりと場所や時間まで指定してある。半信半疑で会場に駆けつけてみたところ、本当に出会ってしまったというわけなのだ。送り主は不明だが、本人には内緒で本誌記者を“サプライズゲスト”として招待してくれたのだろうか。
気になる“お相手の女性”はどんな人なのか。在阪テレビ局関係者が語る。
「たかじんさんは、去年『FRIDAY』で写真を撮られた女性とまだ続いています。彼女をコロコロ変えるたかじんさんにしては珍しい(笑い)。病気の時もずっと彼女に看病してもらっていたし、そろそろ結婚となっても自然な感じもします。もう昔のように無茶はできないでしょうからね」
改めてたかじんの事務所に聞くと「復帰を祝う飲み会でしたが、婚約の発表というわけではありません」との回答だった。たかじんは、過去に2度の結婚と離婚の経験がある。3度目を流行の“年の差婚”で迎えることを本誌も応援しています!
(週刊ポスト2013年4月26日号)

たかじんは知らなかったようだが、このFAXは誰がどの様な目的で流したのか。婚約、復帰報告パーティの場と時間がたかじんのそれとして相応しいと思えない。この一件を記事にしたのはポスト誌だけのようだが、正式なものなら多くの媒体に知らせるのがたかじん流であろう。
参加者の名前は不明だが、二人の婚約を既成事実化しようとする人間が介在してたのは間違いないなく、たかじんが復帰したスタジオ収録に呼ばれず、「都合よく使われるのは、終わりにしよう」と決心したさくらの意趣返しなのかも知れない。

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