★思惑

3月14日、テレビ復帰に向けて約4ケ月(一時帰国が有った)のハワイ生活から大阪に戻った。18日、読売テレビ越智会長と山西制作局長が食事会を開いてくれ、さくらも同席した。


【引用: 純愛 242-245P】
「いつか越智さんにハニーをきちんと紹介したい」とも言っていた。
この夜、たかじんはその言葉通り、「ぼくの一番大切な女性です」と、さくらを紹介した。そして自分がどれほどさくらを大切にしているかを熱く語った。
「たかじんさんとさくらさんは、殉愛なんだね」
越智はしみじみと語った。たかじんは本気で照れていた。越智はさくらに向かって、「たかじんさんは本当は心の優しい男なんです。しっかりと支えてやってください」と言った。
(中略)
越智は、何度もさくらの手を握りながら、にこにこして「こんな若い娘をつかまえて」と言った。


▼読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」
委員会2






越智会長がさくらの手を何度も握り・・・のシーンは、初対面の女性に手擦り合わせるテレビ会社会長として品格が疑われる。さくらとしてはテレビ局トップとの親密さをアピールすることで、その後の利権ビジネスを容易に進めようとする魂胆には、願ったり叶ったりだったことだろう。
読売テレビのたかじん冠番組継続、さくらによるたかじん利権の独占、今現実に起こっている事案の暗示と取れる食事会で興味深い。
会長のお墨付きを与えられたも同然の山西制作局長は、冠番組継続に向けて中心的に尽力したことだろう。現在も読売テレビ制作の「そこまで言って委員会」は番組継続の方向を匂わせている。

※追記
そこまで言って委員会は、2015年4月放送分から「たかじん」の冠を外し、そこまで言って委員会NPとして番組を継続することになった。メインキャスターには辛坊治朗、サブには元ニュースステーションで司会をした渡辺真理が就任した。