★東スポ記事の真意

たかじん後妻のさくらが、最近体調を崩して寝込んでいるとのニュースが、4月20日の東スポWEB版で流れた。(東スポWEB)
一つはさくらが関係する裁判の長期化をあげているが、たかじん長女が幻冬舎に起こしている「殉愛」出版差止め訴訟を除き、全てさくらが原告となって起こしている裁判であり、その数はたかじん弟子やたかじん長年の友人、出版社等を相手に7件に上ると言われている。これだけで十分元気だと言えると思うが。

もう一つはネット上での中傷を上げている。さくらの周囲の人間はネットを見ないように進言しているとのことだ。ネットの性格上、表現がきつくなる場合や多少の憶測を含むこともあり得るが、大筋では的を得た指摘が飛び交っている。例えばイタリア人とアメリカ人との結婚歴やF氏との愛人生活の果ての裁判記録、全て事実と宣言した殉愛に散りばめられた虚偽に対する検証等だ。さくらにとっては痛恨の暴露であっただろうが、元々自分自身が播いた種であり、ネット民を恨む筋合いなぞはない。

殉愛問題に向き合うネット民を的確に言い得たツィートが、執筆業の方から呟かれた。


この東スポ記事は取材ソースを彼女を知る関係者と曖昧表現をしている。裁判の原告にも被告にも、かつ寝込んでいるとされるさくら自身にも取材をしていない飛ばし記事なのだが、渦中の「温井メモ」にも触れている。
『殉愛の真実では、たかじん直筆のメモがさくらによる捏造された可能性を指摘しているが、彼女はこの部分について、絶対に有り得ないと猛反論し、証拠も揃っている』という、と報じた。

真贋は専門家の役割として、自分もこの記事を読んで殉愛の真実を何度も読み返したが、「温井メモ」をさくらが書いたとはどこにも書かれていない。「たかじんの真筆ではなく第三者の何物かによる捏造」との専門家の筆跡鑑定が掲載されているだけだ。見え透いた言いがかり記事はやめてもらいたいものだが、これに殉愛の真実を発刊した宝島社関係者も反応した。



自分には「さすが東スポ、ウソばかり」と言い切る器量はないが、この記事のソースを流した「彼女を知る関係者」とは誰だろうかと詮索している時、殉愛の真実の著者の一人である西岡研介氏が突き止めたようである。
氏のツイートで分かる通り、写真週刊誌・フライデー(講談社)関係者のようだ。副編集長となるとそれなりの権限が有ると思うが、さくらにメロメロと聞かされると、たかじん闘病中に盗撮された二度のフライデーは、もしかしてさくら側の仕込みかと連想してしまう。確かに見出しで「美人女性」と謳われた記憶が鮮明に残っている。
フライデーは殉愛騒動が持ち上がった最中の昨年12月発売号で、さくら擁護記事を掲載したことがあった。当時は百田尚樹の作家タブー発動と言われていたが、副編集長も絡んでいたとするなら「さくらメロメロコンビ」によって成された記事掲載とも言え、業界人のみならず読者の多くも嗤うしかなくなるだろう。