メモ

たかじん本 付箋だらけの殉愛
たかじんの最期を書いたノンフィクション小説「殉愛」の信憑性は地に堕ちた。
次々と明かされるさくら未亡人・驚愕の正体とは・・・。

さくら「殉真」出版差止申立


こんな愚挙に打って出た背景には何があるのだろうか。本来なら「名誉棄損」や「プライバシーの侵害」を理由とした「出版差止め仮処分申立」が一般的と言われている。たかじん長女が、殉愛発行元の幻冬舎に対して行った、出版差止め訴訟の際もそうだった(現在係争中)。リテラの取材に応じた専門家の談話を要約すると、名誉棄損を理由とした場合、宝島社の徹底した反論にあい、差止めまでに時間がかかる。手っ取り早く差止めに持ち込むには、「著作権侵害」だと考えたらしい。

素人が考えても不可解な理由だが、さくら側に勝算はあるのだろうか。むしろ、殉愛の真実で偽物と結論付けされたメモが、今度は法廷で確定されると、ますます窮地に追い込まれることになるのではないのか。これまでも沢山の詭弁を重ねて来ていることと重ね合せると、今度はどんなウルトラ級の"実は~"を出してくるのか、聞き耳を立てておこう。
宝島社側はすでに「反論書面」を提出しており、4月上旬にはさくら氏側の反論が予定されている。


★Twitterで見る識者の見解






そもそも手紙とも言えない礼を欠いたものだが、数多く残したノートの一ページに書かれたこのメモ。しかも内容は寄付金を迂回させ相続税を逃れる、いわば脱税の片棒担ぎを依頼するものだ。これのどこに著作権を主張する根拠が存在するのだろうか。そもそもこのメモは、殉愛発売日に放送されたテレビ番組、「金スマ・たかじんSP」の中で紹介され世に出たものだ。さくら自身が提出したことに他ならず、前記の記者も困惑を隠さない。

「さくら側は(温井メモが)『これまで公表されたことがない』などと主張しているのですから、取材班の中でも、いったいこの人は何を言っているのかと……」(前出・記者)(リテラ 2015.3.30)

★終わりの始まり

殉愛の真実誌上で捏造メモと断定された際、鑑定の実作業をした青木鷹文氏が、リテラ記事が発せられた直後、掲示板にコメントを書込んだので紹介する。

xxxxxx 2015/03/30(月)
腹筋崩壊になりそうな著作権侵害という斜め上の争点…言い替えると「温井メモの真贋」が争点になったのよ。
宝島社側はこれで堂々と「原本出せ」と言えるわね。
ここを争点とした以上、当然お出し頂けるのでしょうね____
もちろん、宝島社側は鑑定や当事者以外も含む幅広い証言も含めて隙のない証拠を積み上げているわよ。
この裁判で宝島社が勝つ=事実上温井メモが偽造であることを証明したことになるわ。
だから「終りの始まり」になる可能性があるのよ。

xxxxxx 2015/03/30(月)
鑑定書はもう証拠として出ているわ。
京極さんも弁護士事務所も「温井メモは真筆」からスタートしているので著作権侵害でいけると思ったのよ。
実際、真筆なら裁判官次第で差し止めもあり得るから…だから喜んでたのでしょうね、期日が合いすぎなので。
あら、そう言えばあのメモが真筆でないなら、校長先生に見せて説得した訳だから偽造有印私文書の行使に当るような気がするわね__


京極さんとは殉愛著者の百田尚樹を指しているようだが、彼も弁護士もメモを本物と思っているようだ。さくらが本物だと頑として訴えたのだろうが、既に運命共同体と言える百田尚樹は別としても、弁護士は如何なる確証を得ているのか。或いは、窮地に追い込まれているさくらが、一縷の望みを託した負け戦覚悟で臨んだ争いなのか。
これまで三度の裁判で、やや理不尽とも取れる慰謝料をゲットしていることが「殉真」で明かされたが、今回は物理的証拠を要する裁判になるようだ。たかじん元弟子の打越氏、友人だったA氏、サンデー毎日(殉真著者・西岡研介氏twより)に続く、殉愛騒動だけで四度目となる訴訟魔のさくらには、そろそろ"敗北という名の鉄拳"が必要な時との思いを持つ人々は多いだろう。

▼「Nメモの真贋を問う著作権侵害がなぜ腹筋崩壊なのか」をチャートに(青木氏)
温位メモチャート










青木氏が「お出し頂けるでしょうね」と語りかけているように、件のメモを提出しない戦略も考えられるが、それならそれで氏の言葉通り、「終わりの始まり」であることに変わりはない。

さくらの足跡・再発後~直葬

2013.5.10 (殉愛)
三田病院で若い医師から放射線治療の説明を受ける。さくらは医師の説明の仕方に不満を持つ。
[大阪-東京]


2013.5.13 (殉愛)
三田病院で一回目の放射線治療。その後さくらは一人で東大病院へ出向き、中川准教授に症状説明。中川は放射線治療で第一人者と言われている。


2013.5.14 (殉愛)
三田病院で放射線治療を受けた後、たかじん、Kマネ、さくらの三人で東大病院で中川准教授と会う。放射線治療計画を立てる約束をしてくれた。

2013.5.17 (殉愛)
大阪へ帰る途中、品川駅でFRIDAY記者に撮影され、翌週掲載された。
[東京-大阪]

2013.5.19 (殉愛)
伊丹から羽田に向かう機内で鶴瓶と会う。さくらは鶴瓶と電話番号を交換する。

2013.5 (殉愛)
中川准教授が監修した治療計画にのっとり、三田病院で放射線治療を受ける。
調べると180度回転させながら放射線を当てる新型機器の方がいいことが解る。

2013.5.23 (殉愛)
さくらは新型機器を持つ大阪成人病センター西山副院長と電話で話す。「明日、来てください」と言わる。

2013.5.24 (殉愛)
三田病院で放射線治療を受けた後大阪へ向かい、成人病センターで西山副院長と会う。プライバシーが守れない事がわかり、西山が同じ機器を持つX病院を紹介してくれ、西山が同行して治療計画を立ててくれた。
[東京-大阪]

2013.5.27 (殉愛)
大阪X病院へ入院。ポイント照射と同時に、4日連続の抗がん剤投与を行う事になった。
朝、この日が誕生日のさくらにたかじんがメモを渡した。「何万語、何億語・・・To Sakura Love」と書かれたものだ。
(※詳細は殉愛の正体で・放射線治療をめぐる転院)

2013.6.1 (殉愛)
X病院を退院、通院で放射線治療を受けることにした。

2013.6.2 (殉愛)
たかじんが吐き気を訴え、X病院へ行く。一時間放っておかれたと不満。
たかじんの精神異常が始まり、アカシジアかと疑う。

2013.6.23 (殉愛)
さくら耳鳴りが始まる。

2013.6.24 (殉愛)
さくらはX病院で「左耳の突発性難聴」と診断され、入院を勧められる。医師にたかじんが借りていた特別室へ二人で入院することを申し出るが却下される。
(※詳細は殉愛の正体で・さくらの難聴)

2013.6.25 PIS(登記簿)
P、I、S役員変更。松本哲郎、たかじん母退任、たかじん長女、Kマネ重任。

2013.6.26 (殉愛)
さくらはX病院で、難聴の治療薬一週間分の処方を受ける。

2013.7.1 (殉愛)
X病院での全36回の放射線治療を終える。
さくらが目眩で倒れ、額から出血し意識を失う。
さくらは「免疫療法」をやると決めていた。

2013.7.8 (殉愛)
JR札幌病院鶴間医師が「知り合いの神経科医師を紹介する」と言ったので札幌へ向かう。
[大阪-札幌]

2013.7.9 (殉愛)
たかじんが夜中に吐いたため、AM5時にJR札幌病院で緊急受診、吐き気止め薬を注射される。
昼過ぎにJR札幌病院鶴間医師が往診、採血と点滴を行う。
午後、神経科診療所で減薬の相談をするが、「薬はどんどん増やせばいい。副作用は仕方がない、そのうちに慣れます」と言われる。
さくらは思い切った減薬を決心し、翌日から始める。
(※詳細は殉愛の正体で・減薬と免疫細胞療法)

2013.7.23 (殉愛)
三田病院で放射線治療の一ヶ月検診を受けるため、東京へ。(何故かX病院ではない)
[札幌-東京]

2013.7.24 (殉愛)
三田病院でPET検査を受け、ガンが縮小していると言われた。
樹状細胞ワクチンを作るため、食道ガン細胞と採取した血液を三重大学へ送る。
夜、大阪へ向かう。
[東京-大阪]

2013.夏 (殉愛の真実)
久保田医師が余命半年であることをさくらに伝える。
さくらはKマネ、U、たかじん親族等に報告せず。

(※テレビ局、制作会社へは話した可能性大と思われる)

2013.7.25 (殉愛)
ワクチン治療適合検査の為、神戸のクリニックで採血。

2013.8.1 (殉愛)
神戸のクリニックから、細胞は適合すると連絡が入る。三重大学の検査結果を待つことにする。

2013.8 (女性自身)
「食道がんを患う彼の看病を続けているうちに自身も乳がんとなり、大阪市内の病院で日帰り手術を受けた。お金を下さい」さくらさんがこう言いだしたというのだ。


2013.8 (SPA)
余命宣告を告げられていたやしきさんに、さくらさんが「あなたのがんが感染して私も乳がんになったから、日帰り手術を受けてきま」と言ったという記事がすでに出ていますが、あれは本当の話。
このやり取りを病室で聞いた近しい人が「あの奥さん、アカンで」とやしきさんに忠告したのですが、これに本人も「病気がようなったら別れる」と答えており、やしきさんの奥さんに対する純愛も疑わしい

2013.8 (殉愛の真実)
たかじんは責任を感じて結婚を決意。・・・たかじんさんは「本意ではないが、仕方ない」と漏らしていたんです


2013.8.5 (殉愛)
札幌へ移動。たかじんは「大阪にいるとストレスになる」と言う。
[大阪-札幌]

2013.8.8 (殉愛)
東大附属病院免疫細胞治療学准教授の垣見から連絡が入る。「東大の研究施設と民間の共同で検査してみましょう」と告げた。
次の日、久保田医師が食道ガンの細胞を研究施設に送った。

2013.8.13 (殉愛)
三重大学から、細胞検体から「MAGE-A4」「NY-ESO-1」が見つからなかったとの連絡が入る。

2013.8.19 (殉愛)
たかじんが左の脇下が痛いと言い出し、JR札幌病院で受診するが異常はなかった。
東大垣見医師から電話が入り、「ワクチンを作るために必要なHLAの型が適合した」と告げた。

2013.8.22 (殉愛)
垣見から連絡が有り、「東大は時間がかかる、瀬田クリニックなら速い」と告げられ、瀬田クリニックを選択する。

2013.8.26 (殉愛)
たかじんは試験管3本分の採血をし、東大ラボに送る。脇下の痛みを継続的に訴える。
読売テレビ山西から電話が入り、「たかじんさんが番組を終わらせたがっていると、Uさんが言っているが本当か」と話し、たかじんは、「そんなことはない」と言った。Kマネに、「Uを辞めさせろ」と告げた。
(※詳細は殉愛の正体で・たかじん番組終了騒動)

2013.8.29 (殉愛)
前日のCT検査の結果、左脇下のしこりはガンの可能性も考えられると言われる。
相原からUの件で電話が入る。さくらは、今後仕事のことは私に言って下さいと告げた。

2013.8 (週刊朝日)
前妻はすでに再婚していた、それでも「僕が死ぬまでだけでも一緒にいてくれ。今の夫と籍抜いてくれ。財産はお前に全部やりたい」と説得していた。
私もたかじんさんに「あいつしか看取ってくれる人はおらん。なんとかしてくれ」と説得を頼まれた。13年8月頃までそういう連絡があった。(たかじん親族)

 
2013.9.2 (殉愛)
JR札幌病院でしこりの摘出手術を受けた。組織を冷凍し、待機していた瀬田クリニックスタッフが至急持ち帰った。

2013.9.4 (殉愛)
東大病院垣見医師から電話があり、しこりは転移したガンだったと告げられ、「その細胞からワクチンが作られ、自分のガン細胞から作られたワクチンは最強だ」と言われる。10日、再度連絡があり、6回分のワクチンが作れると言われる。

2013.9.13 (殉愛)
山西と相原が札幌へ来た。たかじんはさくらが作ったスケッチブックのパネルを使い、これまでの闘病記を説明した。

2013.9.17 (殉愛)
瀬田クリニック東京で、アルファベータT細胞療法を受ける。
[札幌-東京]

2013.9.18 (殉愛)
札幌へ戻る機中でたかじんがKマネに言った。「Uを辞めさせたんか?」 Kマネは「僕の方から言います」と答えた。
[東京-札幌]

2013.9.25 (殉愛)
胸いっぱいのスタッフ、中澤、日置、木村が札幌へ来た。

2013.10.1 (殉愛)
体重が58キロまで回復。たかじんが10月10日に入籍しようと言った。

2013.10.3 (殉愛)
戸籍謄本を揃えるために大阪に戻る。相原に婚姻届保証人を依頼。
[札幌-大阪]

2013.10.5 (殉愛)
たかじんがアカペラで「順子」をiPADに吹き込む。
サロン105でたかじん最後となるバースデイパーティを開く。さくらと相原、山西が内緒で企画したもので、テレビ関係者等が19人参加した。揃いのシャツが用意され、
(※詳細は殉愛の正体で・最期のバースデイ)

2013.10.7 (殉愛)
瀬田クリニック東京で「アフェレーシス」を受ける。
[大阪-東京]

2013.10.8 (殉愛)
札幌へ戻る。誕生会の写真を参加者に発送する。
[東京-札幌]

2013.10.10 (殉愛)
たかじんがすまいる歯科で治療を受ける。さくらは札幌市役所へ行き、婚姻届を提出。
たかじんは明年1月8日のハワイ行きのチケットを予約した。二人はただ抱き合って眠った。
(※詳細は殉愛の正体で・札幌での入籍)

2013 (女性自身)
周囲には「さくらとの結婚は本意ではない。最期は2番目の妻に看取ってほしいし、遺産も受け取ってほしい」と漏らしていた。

2013.10.21 (殉愛)
東京へ向かい、たかじんへの結婚記念プレゼントに、渋谷ヨシダ時計店でHUBLOTの時計を購入、シリアルナンバーが8だった。
880万円だったが、たかじんと二年間夫婦として貯金してきたお金で購入した。
[札幌-東京]

2013.10.22 (殉愛)
瀬田クリニック東京で樹状細胞ワクチン療法を受ける。その後大阪へ向かう。
その後、たびたび腹痛を起こす。
[東京-大阪]

2013.10.29 (殉愛)
東京へ向かう。機内で井関猛親とばったり会う。
久保田医師が転院した聖路加国際病院へ行き、診察を受ける。ストレスからくる過敏性腸炎かも知れないとの診断。
[大阪-東京]

2013.10.31 (殉愛)
大阪に戻り、Kマネに入籍を報告し記念のマグカップを渡す。
たかじん「お前にとったら、さくらは社長の奥さんや。そやから気に入らんとか言わんと助けなあかんぞ」
[東京-大阪]

2013.11.8 (殉愛)
腹痛がおさまらず、大阪X病院でCT撮影、胃カメラ検査を受ける。ガンも大きくなっておらず、その他の異常も見つからす。体重は55キロまで落ちている。

2013.11.13 (殉愛)
胃の内容物が逆流、病院の検査では異常なしだった。
瀬田クリニック大阪で樹状ワクチン治療を受ける。神垣医師から腸のためにステロイドを処方される。

2013.11.14 (殉愛)
相原とメッセンジャー黒田がマンションに来た。
相原は冠料の話しを持ち出し、多額の金がPISに振り込まれていると言い、帳簿を調べた方がいいと進言した。
(※詳細は殉愛の正体で・病状悪化とKのトラブル)


2013.11.24 (殉愛)
東京へ行き、聖路加国際病院で受診。多少の狭窄があったが、再発部分に異常はなかった。
[大阪-東京]

2013.11.25 (殉愛)
聖路加国際病院で食道を拡げる施術。
食事を殆ど摂れず、薬も飲めないのですりつぶして服用。

2013.11.26 (殉愛)
聖路加国際病院でプジ―処置と点滴。高カロリー栄養液を処方される。
胃カメラ、腫瘍マーカーに異常なし。

2013.11.27 (殉愛)
悪寒が始まる。食事も喉を通らない。聖路加国際病院でプジ―処置をしたが効果がない。久保田はステント留置を提案した。

2013.11.28 (殉愛)
ステント留置手術を受ける。

2013.11.29 (殉愛)
たかじんのi-padに、男女のあられもない画像が送られてきた。差出人はKマネだった。

2013.12.1 (殉愛)
聖路加国際病院を退院、たかじんはKマネの「解任通知書」作成を知人に依頼。

2013.12.2 (殉愛)
三田病院で栄養点滴。

2013.12.6 (殉愛)
井上公造からさくらにメールが入った。「今日のスポーツ紙に、たかじんさんの結婚報道が出る、日付だけでも教えてほしい」との内容。たかじんは「余計な事は書くな」とだけ指示した。
三田病院で点滴、聖路加国際病院でステントの確認を行った。

2013.12.9 (殉愛)
たかじんに大阪の女からメールが入った。゜「もう結婚しているから、メールは送らないでほしい」と返事し、着信拒否にした。

2013.12.10 (殉愛)
瀬田クリニック東京でワクチン治療を受ける。

2013.12.13 (殉愛)
大阪に戻る。Kマネが駅まで迎えに来た。
たかじんはKマネに、「会社をたたむ、お前もやめろ」と言ったとさくらに言う。さくらは「解雇しなかったのか」と訊くが、たかじんは言葉を濁した。
[東京-大阪]

2013.12.15 (殉愛)
たかじん、尿道の痛みを訴える。久保田医師の指示で抗生物質を投与。痛みが引かず、腹も張っている。X病院へ電話すると、明朝9時に熱が37.5度以上の熱があれば抗生物質が効いていないことになる、と言われる。

2013.12.16 (殉愛)
Iクリニックの看護師が来て点滴。玄関のチャイムを鳴らして逃げていく女性がいた。

2013.12.18 (殉愛)
瀬田クリニック大阪で6回目のワクチン治療。チャイムを鳴らして逃げる女性が現れる。

2013.12.19 (殉愛)
熱が下がらないので久保田医師に電話すると、炎症反応を調べるように言われる。Iクリニックの看護師が来て採血。結果は後日となる。
さくらは東京へ行くことを打診、たかじんが応じる。

2013.12 (週刊朝日)
年末になって、尿の出が悪いということで、血液検査をしたら、体内の炎症を示す数値『CRP』が通常の約50倍出ました。次に測った時には、約90倍に増えており、これはきちんと調べたほうがいいということになり、12月22日、たかじんさんは東京の先生の病院へ行かれました」 (友人の伊東クリニック院長・伊東医師)


2013.12.22 (殉愛)
たかじんの左脇下にしこりを発見。ガスが出ずお腹が張る、熱も高い等の症状があり、久保田医師に連絡すると明日検査しようと言った。

2013.12.23 (殉愛)
東京へ行き、聖路加国際病院で検査を受ける。結果は「腹膜播種」だった。たかじんがベッドで点滴をしているとき、久保田医師はさくらを診察室に呼び告げた、「あと、一、二ヶ月でしょう」
マンションに戻るとたかじんはタバコを吸った、「味もわからん」
(※詳細は殉愛の正体で・絶望の腹膜播種)
[大阪-東京]

2013.12.23 (メモ記入日付)
桃山学園温井校長宛ての「温井メモ」を書いたとされる日


2013.12.25 (殉愛)
エンディングノートを書く。夜、Kマネが来て、たかじんと二人で打ち合わせをする。
(※詳細は殉愛の正体で・エンディングノート)

2013.12.26 (殉愛)
聖路加国際病院入院、皇室も使う特別室だった。
(※詳細は殉愛の正体で・最期の入院 知らされない長女)

2013.12.27 (殉愛)
昼間は麻薬で殆ど寝ていた。たかじんは「親族には知らせるな」と言ったとされている。

2013.12.28 (殉愛)
久保田医師「林さんは、よく頑張っています」と言った。
さくらはテイフアニーの指輪と喪服を買いに行く。

2013.12.29 (殉愛)
Y弁護士が来て、たかじんと遺言書の打ち合わせをする。
Y弁護士、たかじん金庫内の現金2億8000万円確認。
さくらが1000万円持参するよう依頼。

2013.12.30 (殉愛)
朝、久保田医師が来て麻薬を投与。その後「やしきたかじんの意識はしっかりしており、正常な判断力を持っている」と証明書を書く。
午後、Y弁護士と二人の立会人が来て「危急時遺言」を作成。
さくら、Y弁護士から1000万円受取る。
(※詳細は殉愛の正体で・遺言書作成
)

2013.12.31 (殉愛)
たかじん、下顎呼吸始まる、酸素マスク装着。
久保田医師は正月のスキー旅行をキャンセルした。

2013.12.31 (たかじん胸いっぱい2014.1.11放送)
北野誠が未亡人から聞いた話として、「たかじんがNHK紅白歌合戦を見て"綾瀬はるか、これどやねん?"とつっこんでいた」と番組内でコメント。

2013.12.31 (さくら証言・フライデー)
Y弁護士に依頼した1.000万円を受け取る際、受領サインを求められたことをたかじんに話すと、最後の力を振り絞メモに「現金さくら」と書いてれた。


2014.1.1 (殉愛)
たかじん、さくらに指輪を渡す。
家鋪さくら名でFacebook開設、相原・山田等のテレビ関係者と友達となる。

2014.1.2 (殉愛)
さくら「ねんねしようか」、たかじん「アイラブユー」
さくらはたかじんに睡眠薬を投与。

2014.1.3 (殉愛)
久保田医師が確認、1時34分、たかじん永眠。
この日、たかじんマンションを訪れたのは、松本哲郎、Y弁護士、Kマネ、Uの四人。
(※詳細は殉愛の正体で・揉めた葬儀の段取り)

2014.1.3 (週刊文春)
たかじん長女に連絡しないと言うさくらと、そんな訳にいかないと言うKマネが激しく口論となり、さくらは娘への連絡を渋々了承した。


2014.1.4 (殉愛)
たかじん長女がマンションで、遺体となったたかじんと会う。
(※詳細は殉愛の正体で・長女とさくら初対面の日)

2014.1.4 (女性自身)
たかじんの携帯に登録されている前妻の電話番号が変わっていたことが判明、090が080になっていた。
さくらさんが彼の携帯から彼女に訃報を知らせてきたとき、「登録していた電話番号が変わっていて連絡できませんでした」と言った。

2014.1.5 (殉愛)
たかじん直葬の日、参列者は、長女夫妻、前妻、Y弁護士、松本哲郎、さくら。
(※詳細は殉愛の正体で・直葬の日)

2014.1.7 (女性自身)
実母が息子の訃報に接したのは死から4日後。
「何で言ってくれんかったんや……」と泣き暮らしていたという。

2014.1.8 (伊夫・イヴンtwitter)
mercenary [...] - any person who works solely for money
Essentially a bitch..................
【銭ゲバ】-金でどうにでもなる人。中身は売女…ピッチ.

「海賊・・・」を読む

★回復

11月20日ハワイに到着後はたかじんの体調回復は順調だった。翌年4月の一年検診で異常がなければ仕事復帰しようかとも考えるようになっていた。


【引用: 純愛 209P】
ハワイでのもうひとつの日課は、日本から持ってきた「海賊と呼ばれた男」をさくらが読み聞かせることだった。朗読タイムは朝、たかじんが湯船に浸かっているときだ。しかしさくらが読めない漢字をとばして読むものだから、そのたびにたかじんが湯船から体を出し、読み方を教えた。
「さくらの朗読では、物語になかなか集中でけへんな」
彼はそう言って笑った。

▼「海賊・・・」に対して書かれた、いわゆる「たかじんメモ」(金スマで紹介)
かいぞく






★漢字を飛ばして読むさくら

「海賊・・・」はまさしく殉愛著者の百田尚樹が書いたベストセラーである。たかじんが休養中の「そこまで言って委員会」に登場し、「民主党に対する怒り」コーナーでコメントしている。テレビで見ていたたかじんが「こんなにおもろい奴とは知らんかった、こいつとんでもない逸材や」と呟き、著書を購入するきっかけになったとされている。

秘書一級検定(さくらSNSより)を持つさくらが読めない程「海賊・・・」は難しい文字が多用されているのか!?図書館へ行き確認したが、取り立てて難しい漢字は使われていない印象だった。もちろん人により感じ方は異なると思うが・・・・・さくらは「逸材」の意味も解らなかったそうだ。

さくらは朗読の予習をするようになり、たかじんが「うまくなった、僕の番組のナレーションさせたろか」と言ったとある。さくらは本気にしていたのだろうか。
web上でもさくらがいわゆるたかじんメモを持って有名芸能関係者を訪ねているとの噂も出ているが、本人も芸能界入りに胸ときめかせているのだろうか。こんなツィートも出てくる。



在阪放送局、つまりたかじん利権で生き残りを図る、ボーイズやAZITO周辺なら考えそうだと思う。

ハワイで勝負や!!

★もうたたんし

ハワイへ11月20日から行くことになった。
たかじんはワイに行く前に、メモを残していた。


【引用純愛 204-205P】
天使のさくらも浮気はあかんか
しゃーない、傷つけんようにせんと。申し訳ないが何もないんやけど。
もうたたんし、気色悪い。
さくら以外とはええ、死ぬ前にさくらとやりたい。
そのまま腹上死もええ、たかじんウケるで
ハワイで何とかする!勝負や! (原文ママ)


★ノンセックスは殉愛小説の一つのウリになっているが、その為だけのエピソードとして書かれた可能性が高いと思う。ハワイでは、たかじんはベッドで寝、さくらはソファで寝たことになっている。

たかじんからすると身の回りの世話をする家政婦なのだから当然との見方が出来るとも、さくらが魅力的な女性なら、たかじんのことだから迫ることだろうとも言えるが、それはどちらでもいい話しだ。

よしんば引用文が本当だとするなら、さくらはたかじんを貶めることに執念を持っていると言える。ベストセラー作家に「もうたたん」などと書かせる下品な女に付きまとわれたたかじんが、同じ男として不憫なだけだ

百田尚樹に渡されたメモ

★たかじんメモ

2014年3月3日に行われた「たかじん偲ぶ会」で、さくらが初対面の百田尚樹に声をかけ、たかじんからのお願いがあると伝えた。その後はメールで連絡しあっていた。

【引用:殉愛17P】
「・・・・(中略)百田さんについて書かれたものを見つけて、是非ともお目にかけたいと思い、メールいたしました」
たかじんが私について書いた文章は全部で二ページ。最初のページにはこう書かれていた。

・・百田に委員会で喋らせる。おもろい。
(中略) ・・

【引用:殉愛18-19P】
私はこのメモを見て非常に驚いた。たかじんがまったく親交のない私をここまで高く買ってくれているとは思ってもいなかったからだ。しかしメモの二ページ目にはもっと驚かされた。

・・委員会で百田しっかり守る。発言守る。→弁解の場は委員会
対談とか、雑誌を一緒にやってもええな。僕の本を出すなら、百田に助けてもらう。→さくらのがむいてる。
海賊で久々に本で泣く。こういう人間、作家こそ命や。飲みながら、さくらと3人で会うて、対談する。
(中略)
これは創刊号で雑誌かサイトでやっても絶対受ける。→山田TVTVT V。
ええ仕事を一緒に出来る人間や! 企画ねる。正直、真っすぐ、正しく生きる奴と友情つなぐ ・・


★2枚目のメモ、このメモは金スマでも紹介された。
メモ1



















★なぜ百田尚樹なのか

たかじんの生前のイメージが崩れる内容を含む本の出版を、彼が望むだろうか。まして、たかじんが面識のない作家を指名する必然性は薄い、自分の最期をどのように表現されるか疑わしいからだ。
メモには、「さくらと一緒に対談し雑誌かサイトでやる」とあり、出版も「さくらのがむいてる」とある。タレントとしてプライド高いたかじんが、素人のアラサー女性を表に出すとは考えにくく、その後明らかになるさくらの資質は、2年間で見破られていたと見る方が自然だ。
前ページにある通り、殉愛発刊に関しては「幻冬舎」企画であり、百田尚樹を指名したのは出版社との報道を支持したい。


【引用:殉愛 22-23p】
私はその後も未亡人と何度か会い、多くの話しを聞いた。おかしな言い方になるが、聞けば聞くほど、その劇的な物語に魅了された。(中略)
本を諦めようと思ったもうひとつの理由は、彼女自身が自分とたかじん物語を公にしたくないという思いを持っていたことだ。実は彼女の元には、たかじんとの闘病生活を妻の手記という形で出しませんかという出版依頼が三十以上も寄せられていた。彼女はすべて断っていた。
(中略)
いつしか私と彼女との間には、友情のようなものが生まれていた。(中略)
しかし、ある日、彼女が漏らした「一言」が私の心を大きく変えた。


その理由として百田尚樹は著書のエピローグで、さくらの次の言葉を記している。
「自分がかわいそうとも不幸とも思ったことは一度もありませんし、今も全く思っていません。ハニーと暮らした二年間は本当に幸せだったんです」

百田さくら







★さくらと百田尚樹の「友情」

前述したとおり、自分は掲示板でイタリア男性との結婚疑惑が持ち上がってからの購読だったこともあるが、金スマで盛ったと感じた以上のものがそこにあった。例えば医療関係の記述がそうだ。自分の経験値からしても不条理な記述が並べられている。「さくらの記憶力は異常ともいえる程、何度質問しても記憶がぶれることはない」と評しているが、未亡人の一方的な「物語」に肩入れし、立場を変える側の取材は一切行っていない、これはノンフィクションとは違うとの思いを強くした
三十以上の依頼が仮に本当だとしても、他の出版社はさくらと話しているうちに疑問を感じたのだと思う。宝島2月号によると「百田先生は何故こんなややこしいものに手を出したのだろう?」と大手出版社関係者も不思議がっているそうだ。たかじん死後に報じられたさくら未亡人の評判はよくないものばかりであり、それは百田尚樹も認識していたにも関わらずだ。

二人で、京都、東京、札幌と取材旅行へ行き、300時間以上の取材をしたとふれ込んだ。画像からも窺えるが「友情のようなものが生まれていた」とのこと、これがノンフィクション作品としての致命傷だったと思う。
この「友情のようなもの・・・」は如何にして生じたのか、百田尚樹は殉愛のプロローグにも書いている通り、リーガロイヤルホテルでメモを見せられた後も執筆をする気はなかったとしているが、その後も何度も会っていることが殉愛に書かれている。
"しかし、ある日、彼女がふと漏らした「一言」が私の心を大きく変えた"
二年先までスケジュールが埋まっている超多忙なベストセラー作家が、書く気がないのに「仲良く」なるまでに会う必要があるだろうか。本人も書いているように、一部の週刊誌に彼是書かれているいわく付きの人物とである。
百田尚樹に当初から与えられていたのは、執筆する「決断」ではなく「決定」だったのではないのか。

「郷ひろみ、石原慎太郎など多くの著名人にセンセーショナルな本を書かせ、『暴露本』の名手とも陰で呼ばれる幻冬舎・見城徹氏の巧みな口車に乗せられたようです。高額な原稿料をエサに、執筆をたきつけられたのだとか」(業界関係者) (サイゾーウーマン 2014/12/5)

殉愛疑惑が波紋を呼ぶと、百田尚樹はtwitterで200時間の取材と言い直している。

★不思議な縁

【引用:殉愛 7P
私が「やしきたかじんを偲ぶ会に出席したのは、会の企画メンバーの中に「そこまで言って委員会」のスタッフがいて、私に招待状を送ってくれたからだ。しかし当日の夜、東京で仕事が入っていた私は欠席するつもりでいた。ところが先方の予定が変更になり、東京行きが一日延びた。それで時間の空いた私は「会」に出席することにしたのだ。
もしスケジュール通りに東京へ行っていれば、この本が生まれることはなかったかもしれない。今にして思えば、これも不思議な縁である。


不思議な縁がなくても殉愛は生まれたとされるニュースがある。幻冬舎は百田尚樹に書かせなければならない事情が有ったようだ。なにせ、書けばベストセラー間違いなしの作家だから。

実は、幻冬舎は経営が悪化していて、今年前期の決算もかなりまずい状況だった。雑誌も書籍もまったくと言っていいほど売れない中で、唯一売れたのが、4月に出た百田の『プリズム』の文庫。そこで幻冬舎が『なんでもいいから百田に書かせよう!』として動きだしたのが、『殉愛』だったそうです。 
「郷ひろみ、石原慎太郎など多くの著名人にセンセーショナルな本を書かせ、『暴露本』の名手とも陰で呼ばれる幻冬舎・見城徹氏の巧みな口車に乗せられたようです。高額な原稿料をエサに、執筆をたきつけられたのだとか」 (業界関係者) (サイゾーウーマン)


★メモの真贋についての指摘がある。

【引用:たかじんtwitter】

88himajin88@88himajin88 2011年8月28日

Twitterで何故大阪弁を使わないかと云われますが、大阪弁は相手が目の前にいて始めて効力を発する言語で文には少し不向きだからです。世界中の言語の中で此れほど短い言葉の中にこれほど色んな意味を含ませてた言葉はありません。例として、久し振りに会った知り合いに「どや?」 posted at 09:09:42 

このtweetにあるとおり、たかじんは文章で大阪弁は使わないと明言している。
「本を出すなら、百田に助けてもらう」の文字が四角で囲まれているが、他のメモでは見られない表記だ。また、「人間」の字の門構えだが、たかじんの真筆メモでは楷書体は使われていない。

▼2ch既婚女性に書込みされた指摘
「週末はいつも六甲山ホテルにいるから、こっち来て!」ということで、ホテルでお会いした時、打ち合わせでメモを書いてもらったんです。

メモは、「書類をココに持って行ってくれ」ということで、その場所等を指示していただいたものです。
その時、「門」と「来」が行書体で書かれてたので、なんとなく「字」のお話になったのですが、その時にたかじんさんは、
「画数の多い字を書くのは嫌で、門とかはいつもこれ。ものごごろついてから、門はこれ(行書)以外書いたことない」
とおっしゃってたので、他の筆跡はともかく「門」に関しては、xxxメモは絶対におかしいです。


▼さくら・殉愛メモ・たかじん真筆比較表。上のメモ画像の「人間」の間と比較すると違いがわかる。
門2










★メモ中に出てくる山田とは、番組制作会社「ボーイズ」の子会社「TVTV TV」ディレクター・山田晃の事。現在はさくらが創設した「タカジン・メモリアル」の映像担当として名を連ねている。
山田はさくらとFacebookでも友達となっており、頻繁なやりとりが確認されており、たかじん遺品の炊飯器をプレゼントされたやりとりが有った。現在はアカウントブロックされており、タイムライン・友達等は見ることが出来ない。
又、2ch既女板には、たかじん母の葬儀の際にさくらと一緒に参列したとの情報が寄せられた。その際、頭にバンダナを巻いていたとの情報も有り、非礼だと指摘する書込みが多かった。
殉愛金スマSPにも出演し証言をした。(詳細は別項にて)

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