★チケット

たかじんはKマネと東京の山王病院へ行き、1月16日と17日に検査を受け食道ガンが見つかる。良性・悪性は一週間後に判明するとの事だった。
連絡を受けたさくらがネットで調べると五年生存率が低かった。中途半端な気持ちでたかじんと接することは出来ないと覚悟した。

【引用殉愛 83P】
バッグに入っていたイタリア行きのチケットを取り出して、縦に引き裂いた。
(中略)
「前にプロポーズしてくれた答えを考えていたんだけど、のたれ死んだり、治療を受けないんだったら、さくらには無理・・・・」
電話の向こうで、たかじんが息を呑むのがわかった。
「でも・・・もし、一緒に闘うなら、お婿さんにしてあげる」
「ほんまに!」
たかじんは歓声をあげた。


ここで夫が待つイタリア帰国を断念したのは、たかじんのガン症状をネットで調べ生存率が低いのを知り、多額が想像出来る資産に目が眩んだのだろう。自分の倍以上の年令の初老の男に対して、無償の愛(或いは奉仕)と訴えられても白々しいのが一般的な見方だ。対象が例え人気タレントであろうとも。

翌日、さくらは父と兄に電話している。


【引用殉愛 88-89P】
「明後日、イタリアに帰るんやな」
何も知らない父は陽気な声で言った。
「お父さん」とさくらは言った。「実はイタリアには帰らないことにした」
「なんでや」
「好きな人が出来たから、しばらく日本にいる」
(中略)
「やしきたかじんっていうの」
「何や、たかじんか・・・何っ、たかじん!」「あの、やしきたかじんか?」
「そう」
「お前、何を考えているんや、頭がおかしくなったんか」
(中略)
イタリアのネイルサロンのスタッフに連絡して店をたたんだ。下宿先のママには、しばらく帰ることができないので、「さーちゃん」の面倒を見てほしいとお願いした。ママは快く引き受けてくれた。


★イタリア

父はイタリアでの結婚式に参加し、イヴンとの結婚生活を疑う状況にないので驚き、怒って当然である。下宿先のママとは、同居している夫の母親の事だ。お姑さんを下宿屋のおばさん呼ばわりすもところにさくらの人間性が出ている。ネットでは置いてきぼりにされた「さーちゃん」が可哀相との書込みが目立った。

後に閉店iに伴う慰謝料を貰ったと主張する事になるネイルサロンは、さくらが言うベネチアの店舗と思われるが、現在、実態は明らかにされていない。さくらのブログによると、自宅で夫の母と親戚女性の二人にネイルをした記事が有る。又、さくらの経歴時系列を追ってもネイリスト資格を取る期間が有ったのか疑わしい。自ら客としてネイルサロンに通った記事、イタリアへ持参したネイルキットで自分の手にネイルした画像は多数存在する。